代表あいさつ

 三陽機械製作所を設立した祖父・黒坂清は、戦後の混乱のなか九州から上京し大田区で町工場を始めました。同業者の会議を取り仕切り、参加者と意気投合して大量受注してしまう豪快な男だったようです。

 それから70年、三陽機械製作所は切削と研磨の技術を磨き、最新の設備を導入し、2018年には山形県米沢市に第二の拠点を構えることができました。お客様、協力会社の皆様のおかげと感謝しております。

 私たちは「モノづくり企業」のプロ集団として、「創意工夫」の精神でより良い製品をお客様に提供し、信頼される企業をめざしてきました。創立100周年に向けては、総合的なソリューション提供を強化して事業領域をさらに拡大したいと考えております。今後ともご指導の程、よろしくお願い申し上げます。

株式会社 三陽機械製作所
代表取締役  黒坂浩太郎

代表取締役 黒坂浩太郎

製造業集積地に2つの拠点

町工場の集積地として知られる東京都大田区の本社・工場に加え、上杉の城下町として江戸時代から産業を育成してきた米沢市に新工場を建設。本社のベテランと米沢の若手が互いに刺激し合って新しいものづくりに取り組んでいます。どちらの拠点も切削と研磨の機能を持ち、万一の災害時にも安定した事業継続と製品供給が可能です。

米沢工場

本社工場

ISO9001、ISO14001認証

大手産業機器メーカーを支えてきた実績

創業者の時代から大手企業の生産計画を支え、高い品質を評価されてきました。本社工場はISO9001、ISO14001の認証を取得しています。大田区が優れた工場を認定・表彰する「大田区優工場」にも選ばれています。

下町ボブスレーの中核企業

冬季五輪出場を目指す「下町ボブスレープロジェクト」は2012年に始まり、大田区を中心に100社以上が部品加工で連携しています。現在はイタリア代表選手が下町ボブスレーでワールドカップを転戦、2026年イタリア冬季五輪を目指しています。弊社社長の黒坂は、プロジェクトの第4代委員長を務めています。

大田区優工場ロゴ

下町ボブスレープロジェクト

ボブスレーパーツ

沿革

昭和23年初代社長 黒坂 清が大田区にて町工場を始める
昭和28年 3月株式会社三陽機械製作所として大田区千鳥にて創業/設立
昭和30年株式会社日立製作所様の協力会社となる
昭和39年 3月増資により資本金100万円となる
昭和44年11月新工場3階建て新築(現在の本社工場)
昭和47年12月増資により資本金300万円になる
昭和49年6月増資により資本金700万円になる
昭和54年1月黒坂浩(長男)が二代目代表取締役に就任する
平成7年3月資本金1,000万円となる
平成17年3月第二工場を解体し、4月より本社工場新築工事開始
12月本社工場完成
平成18年11月東洋炭素株式会社様と取引開始
平成19年7月ISO14001認証取得
平成20年12月ISO9001認証取得
平成21年1月黒坂浩太郎(長男)が三代目代表取締役に就任する
平成23年2月黒坂英二(次男)が専務取締役に就任する
3月黒田精工株式会社様と取引開始
11月大田区「優工場」認定
平成24年5月株式会社日立産機システム 多賀事業所様と取引開始
平成26年10月株式会社日立産機システム 習志野事業所様と取引開始
平成28年9月JISQ9100認証取得
10月大田の工匠表彰
平成29年2月大田区「優工場」認定 ・「総合部門賞」受賞
大田のお土産100選入賞
平成30年9月米沢工場(山形県米沢市)操業開始
令和元年10月大田のお土産100選奨励賞受賞
令和4年2月令和3年度「大田の工匠 技術・技能継承」受賞
令和4年11月米沢工場増築(900平方m)
令和5年11月令和5年度ふるさと企業大賞(総務大臣賞)受賞
令和6年9月スズゼン精工(有)事業承継

ふるさと企業大賞

大田区「優工場」認定

会社概要

社名株式会社 三陽機械製作所
創業昭和23年
設立昭和28年3月
資本金1,000万円
代表取締役 黒坂 浩太郎
設備本社・本社工場
〒146-0083 東京都大田区千鳥2-37-17

第1工場
〒146-0083 東京都大田区千鳥2-37-21

米沢工場
〒992-0119 山形県米沢市アルカディア1-808-25
取引銀行みずほ銀行蒲田支店
さわやか信用金庫 蒲田支店
きらやか銀行
城南信用金庫
取引先日立グループ各社
東洋炭素株式会社
黒田精工株式会社